16. 日本酒の癌抑制効果

日本酒には、100種類以上もの微量栄養素が含まれています。清酒酵母中の「グルタオチン」には脂肪肝を予防する働きがあり、大変注目されています。低脂肪の和食と日本酒こそ脂肪肝予防に最適な取り合わせかもしれません。

但し、飲みすぎはだめです。日本酒は細胞のガン化を抑制するという実験結果も出ています。アルコール分を除いた純米酒のエキスを使い、3種類のガン細胞の培養実験を行ったところ、ガン細胞の多くが変形、死滅してしまったそうです。実際、日本酒を適量飲む地域には、肝硬変や肝ガンによる死亡率が低いという統計結果もあり、今後の研究に注目したいところです。