15. 酒に酔うのはなぜ?

酒で酔うのは、血液中に入ったアルコールが脳に作用するからです。お酒のアルコールは約90%が胃と腸で吸収され、脳や肝臓へ運ばれます。肝臓はアルコールをアセトアルデヒドかから酢酸へ、そして水と二酸化炭素に分解します。

なお、残りの10%のアルコールは汗や尿などで体外に排出されます。注意したいのは、肝臓の分解能力には限界があり、アルコールの血中濃度は飲酒後1時間でピークに達するということです。このため、イッキ飲みなどでアルコールを急激に摂取すると体が対応できず、危険な事故につながる恐れがあります。

お酒はやはり親しい友達などと会話や料理をゆっくり楽しみながら「おいしく適量を」が正しい飲み方だといえます。

次の記事

16. 日本酒の癌抑制効果